こんにちは、サカスです。
本日は休日を利用し、日本を代表するダムの一つ「黒部ダム」観光に(^^)
「くろよんダム」の愛称でもおなじみですが、初めての訪問です。
黒部ダムへは、
- 富山県側からの「立山黒部アルペンルート」、
- 長野県側からの「大町温泉郷ルート」
の2つがあり、今回は自宅から近い「大町温泉郷ルート」で行ってきました!
1歳半になる息子を連れての観光だったので疲労困憊です。。。
そんな経験を元に今回の投稿では、
小さな子を持つパパ目線で黒部ダム観光を振り返っていきます!
こんな事が書かれてます
黒部ダム「大町温泉郷ルート」とは?
まずは本日使用した「大町温泉郷ルート」について見ていきましょう↓
こちらは始めにご紹介した、「立山黒部アルペンルート」「大町温泉郷ルート」両方のイメージ図です。
(公式サイトよりお借りしてきました。)
大町温泉郷ルートは、イラストの左側から黒部ダムへ向かうルートです。
見ていただいてお分かりかと思いますが。。。。とてつもなく近い!!w
関電トンネル(扇沢〜黒部ダム)を走るトロリーバスに15分ほど揺られ、
そこを抜けるとすぐ黒部ダムが待ち受けています。
関電トンネルの入り口である扇沢駅まで自家用車で行けば、
公共機関を使用するのはトロリーバスのみと、ほんと驚きの近さ!
手軽に黒部ダムへ行けるという点で、大町ルートはとてもおすすめです。
小さなお子さん連れの方も多かったですし、
70代を越えた年配の方々も多数いらっしゃいました(^^)
バスツアーでもかなり人気のスポットみたいですね。
ではざっくりと大町温泉郷ルートについてわかったところで、
1歳半の息子を連れた今回の観光を振り返ってみたいと思います。
黒部ダム観光に選んだ息子用装備
まず悩んだのが「やんちゃな息子をどうやって連れて行くか」ということ。
今や家中走り回っている息子、1歳半と言えども外で何をしでかすか分かりません。
手を引いてまともに歩くなんて至難の業です。
考えた末決定したのが、「ベビーカーに乗せていく」という案。
普段メインで使っているどっしりタイプのものと、
折りたたむとかなり小さくなるタイプの二種類を所持しておりまして、
荷物も載せられるという理由から普段使いの方を選択しました。
そしてもう一つの選択は、「抱っこ紐を置いていく」というもの。
ここ最近使う機会がめっきり少なくなった息子なので、
今回も使わないだろうと、軽い気持ちで車に置いていきました。
今お伝えした2つの選択、
これが後に、パパの体力をそぎ落としていく原因になるとは
この時誰もが想像していませんでした。。。
黒部ダム観光「大町温泉郷ルート」体験記
それでは、本日の道中を振り返ってみたいと思います。
ちょっと長めの日記形式ですが、少々お付き合い願います(・´з`・)
関電トンネル(扇沢駅〜黒部ダム駅)
まずトロリーバスに乗る扇沢駅から、黒部ダム駅までの道のり。
駐車場は駅から少し離れた市営の無料駐車場と、
駅スグの有料駐車場(12時間1000円)があります。
今回は息子もいたので、近場の有料駐車場に留めました。
(駅付近は急勾配なので少し離れた市営駐車場からの移動は結構大変)
駐車場から少し歩いて扇沢駅に到着。
チケット購入窓口から改札入口までは30段ほどの階段があります。
この程度の階段は、都内移動のベビーカーで慣れてますからね。
息子を妻に抱いてもらい、荷物ごとベビーカーを運び上げました。
改札前に並び待つこと10数分、一斉に改札が始まります。
トロリーバスは30分に一度出ていますが、
6台くらい同時に出るので、ほとんどの方が座れる感じです。
ただ、ベビーカーは折りたたんで乗るので、
できれば車両の端側(先頭か後方)に座りたいところ。
今回は最前列に運良く座ることができました(^o^)
トロリーバスに揺られることおよそ15分、黒部ダム駅に到着。
ここからが苦労の連続でした。
黒部ダム駅到着〜展望台
ちょうど放水が行われている時期ということもあって、
黒部ダムは多くの人で賑わっていました。
ベビーカー族には大変な環境というわけですw
ただ今回は、それ以上に大変な奴が待ち受けていました。
それは、「階段」です。
「いやいや、さっき慣れてるって言ったじゃん」
そんなツッコミはスルーさせていただきます。
段数が尋常じゃないのです。
黒部ダム駅に降りてすぐ、とある選択を迫られます。
- 少し高いところから放水を見下ろせる展望台に行くか(上り階段220段)
- 放水を間近に見られる歩道エリアに行くか(下り階段60段)
この二択です。
どっちもキツイ!因みに、エレベーターはありません。
ですがこの時は余裕をかましまくりで、
「上でしょ」、即答でした(゚Д゚)w
というか殆どの方が上を目指して歩いていました。
せっかく来た訳ですし、高いところから眺めたいですからね。
ただ220段登るだけでも辛いのに、重い荷物をもっての階段。。
想像以上にきつかったです。半分くらいで息が切れてました(´Д⊂
ただ、展望台を目指す後続が迫ってきていましたので、
足を止める訳には行きませんでした。
苦行を乗り越えた末、眼下に広がる絶景!!
あの感動は、富士山を登頂した時のそれに匹敵しますね!
、、、、きっと。(※未登頂につき)
「登ったということはどういうことか?」というと、
それは、「降りなければならない」ということ。
展望台で、眺望や記念撮影をひとしきり楽しんだ僕らを厳しい現実が待ち受けていました。
下り階段はなかなかトリッキーな形状になっていまして、
絶壁に沿って何度も折り返し下っていきます。
もちろん、しっかり施工されてますし幅も有りますので、
ベビーカー族でも全く問題ありません。
「肉体疲労が半端ない」そのことを除いては。。。
黒部ダムレストハウスエリア〜扇沢駅
階段を下りきると、レストハウスエリアに到着します。
お昼を少し過ぎた時間帯でしたが、結構な数の観光客でごった返してました。
やはりそういった場所は、ベビーカーだと肩身が狭いですね。
13時半くらいでしょうか、
まだお昼ごはんを食べていない一行はお腹ペコペコ。
敷地内で運営されているレストランへと足を運びました。
因みにここに入るのも階段が待ち構えています。
30段くらいですが、扇沢駅の同じ30段とは
比べ物にならないキツさがあります。
レストラン内もかなり混雑していましたが、運良く座ることができました。
(念願の黒部ダムカレーにありつけたので大満足です!)
レストランと言っても、50席ほどしかない狭いスペースなので、
ちょうどお昼の時間帯に行く場合は、相当な待ち時間が予想されます。
ですので、荷物にはなりますがお弁当などを持参した方が良いと思います。
麓の扇沢駅でも売店で販売されていましたよ(^^)
お腹も満たされたところで、そろそろ帰る時間に。
帰りのトロリーバスも30分おきの運行になっています。
たまたま時間帯が悪かったのか、
上りのトロリーバスよりもかなり混雑していました。
家族全員帰りは立ち乗車に。。。
と思いきや、運良く一席だけ空いており、
息子を抱っこして私も座らせて頂きました。
いつもたっぷりとお昼寝としている息子。
今日はお昼寝を一睡もせずに大人のお付き合い^^;
乗車後数分で夢の世界に誘われたのは言うまでもありません。
子供連れ(3歳未満)の黒部ダム大町ルート観光教訓
今回の経験で学んだ事、気づいた事は以下のとおりです。
- ベビーカーは軽量タイプを持っていくこと
- レストランは運が良ければ使える。弁当所持推奨。
- 抱っこ紐は持っていくこと
- 自分が想定する一段上を寒さが待ち構えている。厚着推奨。
- バリアフリーではない。車椅子での観光は大変そう。
疲れた疲れたと、マイナスに取られかねないフレーズが並びますが、
黒部ダム観光自体は大変に素晴らしいものでした!
僕らのチョイスが悪かったというだけですw
今回の記事では、「私と同様の失敗をする方を少しでも減らせれば」
という想いから書かせていただきました。
ちょっとした日記みたいな感じになっちゃいましたが、
少しでも皆さんのご参考になればと思います。
それでは皆さん、快適な黒部ダム観光を(∩´∀`)∩