どうも、web集客サポーターのざんぷです。先日、「お客さんが飲食店を選ぶ時に注目していること」について、日本政策金融公庫の調査結果で公表された1〜13位になった項目について2回に渡り考えてみました。
[kanren postid="3239"] [kanren postid="3255"]今回は、同調査の14〜19位となった回答について見ていきます。前回ご紹介したものは「そんなことに注目しているのか!」と少し意外なポイントもありましたが、今回はかなり少数派な意見がメインですので、対応はお店によって左右される内容になっています。何か気づくポイントもあるかと思いますので、是非チェックしてみて下さい。
こんな事が書かれてます
飲食店を選ぶ際の重視点
前回の8〜13位の項目に続き、
今回は14〜19位の項目についてです。
それでは参りましょう。
14、安心・安全な食材をしようしていること (36.3%)
食にまつわる残念な事件がニュースでも
頻繁に取り上げられています。
そんな時代の流れから、消費者の
食への安全意識が高まっています。
数年前には、店で使用しているお米の
生産地表示などを義務付けた
米トレーサビリティ法が施行されましたが、
国の動きにも現れるほど、
食への安全性が求められています。
全ての食材に対して、
「◯◯産」みたいな表記は難しいですが、
ウリとなる料理くらいは、しっかりと
産地を表示していく必要があるかもしれません。
15、子供が利用しやすいかどうか(27.0%)
3年前に長男が生まれてから
よく分かるようになりましたが、
子供連れが利用しやすいお店って
結構少ないんですよね。
乳幼児期であれば、
ベビーカーが通りにくかったり、
分煙がなされていなかったり。
未就学児童であれば、
お子様メニューや、補助椅子なんかも
重要なポイントになります。
お酒を提供する居酒屋さんは
そこまで意識する必要はないかもしれませんが、
お子様連れが利用しうる業態の場合には
配慮することで、選ばれやすいお店になります。
また、子供の親同士の繋がりは
強いものがありますから、利用しやすい
お店の情報はあっという間に広まります。
受け入れ体制を整えられれば、
集客の流れが自然発生するかもしれませんよ?
16、スイーツが充実していること(26.5%)
近年のコンビニスイーツの充実ぶりが
ものすごいのはご存知かと思いますが、
そういった状況も影響してか、
「食後のデザート」需要が伸びているようです。
また特に、(僕の周りでもそうですが)
お酒を飲まない方が、代わりに食事やデザート
をがっつりと食べるケースをよく見ます。
そういう層の方が一定数いるということを考え、
「お酒の後のプチデザート」ではなく、
ボリュームがしっかりとある一人前の
デザートのラインナップは非常に有効です。
中には、メインの商品以上に
話題になるお店もあるくらいなので
何がお客さんの来店理由になるかは
お店側には分からないものです。
17、料理が低カロリーであること(22.2%)
昨今の健康志向の広まりで、
飲食店の料理にも低カロリーメニューを
求める声があるようですね。
割合としては少数ではありますが、
ヘルシー料理をウリにしたお店に
女性客が殺到する事例もよく耳にするので
既存メニューの一部として、
取り込んでみるのもありかと思います。
ただ「全体的にヘルシーに」というのは
業態によっては、かなり難しいはずですので、
こだわりすぎず、参考程度に
留めておくと良いかと思います。
18、朝早く・又は夜遅くに営業している(22.0%)
働き方が多様化している現代、
一般的に飲食店の営業時間とされている
以外の時間帯も、多くの需要が隠れています。
早朝解散になる職種だってありますし、
飲食店をはじめとするサービス業は
終電間際までお仕事していますよね。
そう考えると、従来の営業時間から
少し前後しての受け入れがも
検討の余地があるということです。
もちろん、開店の準備や
締め作業・帰宅時間の関係もあるので
そこは考えないといけないですけどね。
19、材料やアレルギー関連の情報が明示されている(19.9%)
20%以下と少数ではありますが、
食材やアレルギーに関する情報の掲載を
注目されている方も一定数いるようです。
アレルギーを持っている方からしたら
非常に深刻な問題ですからね。
僕は幸いにもアレルギーはありませんが、
蕎麦アレルギーをもつ後輩の話を聞く限り
相当苦労しているんだなと感じます。
そういった苦労のある方の為にも、
必要最低限は表示しておくべきですし、
それが厳しいのであれば、スタッフの中で
知識を共有しておく必要がありますね。
お客さんに何か起きてからでは遅いです。
やれる事は準備しておきたいところですね。
まとめ
いかがでしたか?普段はあまり
考えつかないようなポイントが
多かったのではないかなと思います。
是非、店舗運営に役立ててみてください。