こんにちは、web集客サポーターのざんぷです。今日は、居酒屋さんでよくある「割引」について考えてみたいと思います。集客するために割引をするのが基本パターンで、それが一般化していますが、果たしてそれは効果的なのでしょうか?
こんな事が書かれてます
なぜ割引をするの?
割引の風習って、随分と長いですよね。「5%割引」、「1000円割引」といった割引の仕方から、「総額の30%キャッシュバック」みたいな方法まで様々です。
こういった手法は浸透しすぎてしまい、方向性がずれてきてしまっている気がします。本来は、「お店のことを知ってもらうために、割引をして来店してもらおう」という考え方が根本にあったはずです。
それがいつしか、「これだけ大きな割引をすれば目立つし、沢山お客さんを呼び込めるだろう」と、少し腹黒いニュアンスが入り混じるようになりました。もちろん全てがそうではありませんが、都市部の繁華街なんかだと良く見聞きします。
ここまでいっちゃうと「ぼったくり居酒屋」なんて言葉が一時期流行ってしまったように、居酒屋全体のイメージに影響しかねません。
そもそも割引って...必要?しない時の代案も
割引の風習が浸透しすぎた結果、お客さん的にはある考えが根付きつつあります。それが...
「割引するくらいなら、そもそもの値段設定を低くしてよ」
ごもっともですよね。割引する余裕があるなら...と考えるのは自然です。(お店側としては、そう単純な話では無いのですが...^^;)
実は僕もこちらの考えに賛成で、客目線としてではなく、店側の視点から「価格を引き下げることで間口を広く取れる」というメリットがあるからなんです。また、「割引処理をする」という面倒なオペレーションもなくなりますから、スタッフへの負荷軽減にも繋がります。
価格を下げずに「原価率の設定を上げる」というのも一つの手です。それによって、従来の料金のままクオリティアップが期待出来ます。こちらの施策については、即効性は期待できませんので、少々辛抱強さが必要です。
単純な「割引」から脱却することで、新しい道が見えてくることもあります。踏み込む勇気は必要ですが、現状で二の足を踏んでいる様でしたら、舵を切ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 居酒屋の割引って必要?
- 集客に好感を持たないお客さんもいる
- 料金設定の見直しや、原価率の見直しも一つの手