プレミアムフライデー導入で飲食店への影響は?集客対策は必要か考える

どうも、web集客サポーターのざんぷです。今月24日から、政府と経団連が主導して行うキャンペーン「プレミアムフライデー」が導入されますね。毎月最終金曜は仕事を3時で切り上げるように促すキャンペーンで、休日前の金曜日に余暇の時間が増えるため、買い物や外食などの消費が増えることが期待されているんです。

バブル期には「華金(花金?)」なんていい方も生まれましたが、またそれと似た「プレミアムフライデー」による影響って一体どうなのでしょうか?個人的には「飲食店への影響」がやはり気になりますから、そのあたりについて考えてみたいと思います。

 

プレミアムフライデーによる影響

金曜の午後3時に仕事が終わったら

そりゃもう楽しいでしょうね〜。

木曜くらいからワクワク仕出しそうです。

 

月曜の仕事始めへの憂鬱感を

アニメサザエさんによって引き起こされるのを

「サザエさん現象」なんて言いますけど、

その逆現象が起きそうですよね笑

 

 

でも思うんですが、

プレミアムフライデーって、一体

どれだけの企業が実施できるのでしょうか。

 

当然、強制力があるわけではないですし

中小零細企業からしたらかなり厳しい話

なのではないかと感じるわけです。

 

中小企業が占める割合が気になり調べると、

Q3:中小企業の数はどれくらいですか。また、全企業数に占める割合はどれくらいですか。

総務庁「事業所・企業統計調査」によれば、中小企業数(会社数+個人事業者数)は、約432.6万社です。全企業数に占める割合は99.7%です。
同調査によれば、中小企業の会社数は約150.8万社です。全会社数に占める割合は99.2%です。

中小企業庁HPより引用

この様なお話が。

 

ここで言う「中小企業」とは、

中小企業基本法で定義された以下のものです。

中小企業者 うち小規模事業者
業種 資本金 従業員 従業員
営製造業
その他
3億円以下 300人以下 20人以下
卸売業 1億円以下 100人以下 5人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下 5人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下 5人以下

 

個人事業主を足した数でも、

中小企業の数だけで見てもものすごい割合です。

 

共に99%超えですよ!?

 

このうちの何%がプレミアムフライデーを

取り入れることが出来るのだろうか。。。

この数字を見てしまうと、

プレミアムフライデーを浸透させるのは

個人的に厳しいのではないか感じるわけです。

 

よって、よほど都心のビジネス街出ない限り

近々での変化は期待出来ないでしょうね。。。

 

飲食店的にはどの様な影響が?

プレミアムフライデーが日本全体に与える

影響がそもそも疑問なので、

飲食店に与える影響というのも正直なところ

「誤差の範囲内」と言えるんじゃないでしょうか。

 

仮にプレミアムフライデーが浸透したとしますよ、

それでも「金曜日」というのは飲食店からしたら

「通常営業で忙しい日」なんですよね。

 

プレミアム感を出す必要なく忙しいのです。

午後3時で仕事が終わりなので、若干客入りが

早くなるというメリットがありますが、

それも月末の金曜だけ....

「誤差の範囲内」からは

脱しないんじゃないでしょうか。

 

金曜日が忙しくない、というお店は

集客方法を再検討したほうがいいかも...

 

とは言え、せっかく政府主導で行うキャンペーン。

このトレンドに乗らない手は無いですよね。

何か策を投じることで、集客に安定感を出せるかも。

新たな客層へのアプローチが出来る可能性もありますね。

その辺りはまた別の記事で書いていこうかと思います。

 

おわりに

 

今後広がっていくであろう

月末金曜の「プレミアムフライデー」。

尻窄みにならないことを祈るばかりです。。。

 


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