東京でのサラリーマン生活を辞め、地元新潟へとUターンしてから1年ちょっと。
ようやく田舎暮らしが板についてきた感があります。
そんなタイミングで、大学時代の友人に聞かれた質問で少し考える機会がありました。
「東京とそっち(田舎)の暮らしでは何が違うの?」
ん〜、確かに。なんだろう??(うまく即答できませんでしたw)
普通、Uターンする場合には考えている部分だと思うのですが、
僕個人としてはあまり気にしてなかったもので、明確な違いを答えられませんでした。。
(子育て中心に考えてたので、そこがクリア出来ればいいかなと思っていたくらい。)
違いについて考えるちょうどいい機会となったので、
帰還してからの1年を振り返り、「自分なりの変化」という切り口で書いてみたいと思います。
念押ししておきますが、
「週6稼働サラリーマン」から「自宅兼仕事場での個人事業主」への転身ですから、
「私ざんぷなりの変化」ということでご覧いただけたらと思います。
それでは参ります。
こんな事が書かれてます
【プラスの変化】
1、人間関係のストレスから開放された
人付き合いがゼロなわけではないので、完全にストレスがないとは言い切れないのですが、
サラリーマンをしている頃に比べたら、格段に減少しているなと感じます。
職場にいれば常に社内の人とかかわらなければなりませんし、
周囲の従業員との連携も取らなくてはなりません。
また仕事内容で言っても、無駄な営業電話の相手をしなくていいですし、
来客の対応などの気を使う場面も極端に少なくなりました。
これらも人付き合いの中で発生するストレスだと思うので、これらからも開放されましたね。
2、通勤時間という無駄がなくなった
これは以前、通勤時間の無駄について書いたことがありましたが、
職場に向かうための通勤時間がゼロになりました。
今のところ自宅兼事務所という環境なので、その恩恵を受けている感じです。
実家周辺は冬になると、2メートル以上もの積雪がある地域で、
30分かかる道のりが4時間かかった、なんて話も聞くくらいの豪雪地帯です。
そういった面からも、自宅仕事は時間を無駄にせず有効活用出来ている気がします。
3、ご近所付き合いでの戴き物が増えた
実家にもどってから驚いたのですが、ご近所さんからの戴き物がとても多いです。
春は「とう菜」etc、夏は「胡瓜・トマトなど夏野菜」etc、秋は「きのこ類」etc...
(冬は農作物が出来ない環境なのであまりないですね。)
野菜は都会で買うととても高い印象があったんですが、
地元に帰ってからはその感覚はきれいさっぱりなくなってしまいましたw
貰い物が多いのもありますが、売っている野菜自体も結構安いですからね〜。
もう東京では野菜は買えない。。。。
4、息子の成長ぶりを間近で見れるようになった
サラリーマン時代は、朝バタバタと出社して夜遅くに帰宅する生活でした。
当時まだ息子は生まれたばかりだったので、だいぶ迷惑掛けたと思います^^;
そんな生活が今は一変し、朝から晩まで声が聞こえる環境です。
仕事中は部屋を隔離状態にしているので、接触することはあまりありませんが、
それでも同じ屋根の下ということで、常に身近に感じられます。
これは本当に良いことだと思いますね。
仕事に支障をきたす事もゼロではありませんが、
仕事への活力とのプラマイを考えると、全然今のほうがいいですね。
息子の成長ぶりも肌で感じられますし、もう働きには出られませんw
5、買い物が楽になった
これは意外に思われるかもしれませんが、田舎のほうが断然買い物が楽です。
店舗数は都会に比べて圧倒的に少ないのは確かですが、
車社会ということもあって、買い物は常に車を使用します。
食材を大量に買い込んでも全て車に積めるので問題ありません。
大きな家具や家電も問題なしです。
もっとも、基本的にamazonを愛用しているので、
生鮮食品以外の殆どは自宅にはいそうされるのですが。。。w
【マイナスの変化】
6、テレビで特集されているお店を身近に感じなくなった
これ結構大きいですね。以前までは「あそこの店ね!今度行ってみよう」となってましたが、
今では興味すら抱かないこともありますw
ただ、生徒さん向けのネタ配信用に新しい情報は仕入れないといけないので、
全く無関心という訳ではないんですけどね。
あと毎月都内には出ているので、行動範囲内の必要な情報は仕入れていますw
7、ウィンドウショッピングができなくなった
もともと出不精なのでそこまでマイナスには感じていませんが、
一般的に考えるとマイナス変化かなと思うので上げてみました。
田舎にいると、買い物といえば大型ショッピングモールになってしまうので、
百貨店や、街なかを歩きながらウィンドウショッピングなんて事が出来ません。
もし僕が買い物好きなアクティブなタイプだったら、今の生活は絶えられないでしょうねw
8、イベントに参加しづらくなった
出不精と言えど、興味が有るジャンルのイベント系には参加したいものです。
ベトナムフェア、日本酒会などのグルメ系イベントや、
ダーツショップ主催のハウストーナメント、全国規模のトーナメントなどなど。
上げればキリがありませんが、そういった催し物にはかなり参加しづらくなりましたね。
タイミングよく都内にいれば別ですが、基本的には田舎で仕事してますから。。。w
9、友人と気軽に会えなくなった
これはかなーりでかい!
地元の旧友はいますが、今のところ遊ぶ程の人は少ないのです。。(;・∀・)
以前は大学時代の友人と会って呑んだり、夜通しカラオケをしたりしてましたが、
そういったアクションは一切取れなくなってしまいました。
ただ、会えなくなったことが全てマイナスとも思っていなくて、
スケジュールを調整して稀に会えるタイミングが、非常に濃い時間になっています。
これは「年に数回の帰省」に似ている感覚ですね。
今では家にいるのが普通なんですが、昔は帰省のタイミングが特別なものでした。
「慣れ」というものは怖いですから、適度な距離感がある方が良いのかもしれませんね。
10、車関係の出費が増えた
実家住まいということで、都内にいる時とは違い「家賃」がなくなりました。
その代わりに、生活の足となる「車」が必需品として加わります。
この車の取得・維持にかかる費用ってバカになりません。
家賃のように毎月何万も出て行くわけではありませんが、
忘れた頃に車検がやってきたり、突然の修理に見舞われたり。。。
移出としては当初の予想より大きなものとなっています^^;
これからUターンを控えている方は、車関係のリサーチはしっかりしておいたほうが良いですね。
おわりに
今回は、「東京から田舎に移った時の生活の変化」について、僕目線で色々書かせてもらいました。
もともと「東京にしかないもの」に依存した生活をしていなかったので、
Uターンし田舎暮らしが始まってからも苦にならなかった、というのが僕の見解です。
田舎生活も2年目に入り、地域との関わり方がより深くなって活きている感じもあります。
地域に貢献できる活動を増やしていきつつ、これからも田舎ライフを満喫していきたいと思います♪