ご祝儀が3万円からの理由はなぜ?1万2万がダメって風習の由来も気になる

こんにちは、ざんぷです。今週の月曜から始めた朝ラン(仕事前のランニング)。割りと飽き性な僕ですが、今回はなんとか継続しております。1日だけ寝坊しちゃって出来なかったんですけどねw

住んでいるのが新潟の山に囲まれているような場所なんですけど、走っていると本当に気持ちが良いんです。だから続けられているのかもしれません。まだ始めてから、たったの4日しか経っていないので、来週に入って途切れないよう行動していきたいところです。早いとこ習慣化せねば。

今回は、調べ物をしている中で見かけた、日本人には馴染みの話「ご祝儀は3万円から」問題について。ふんわり知っていた程度で、ちゃんと理由を調べたことが無かったので、改めてググってみました。なぜ3万円なのか。それでははりきってどうぞ。

 

結婚式のご祝儀は3万円〜問題

つい最近、某ブログサービスのトピックスで

結婚式のご祝儀についての話題を見たんです。

 

元記事が分からなくなってしまったので

大まかな内容を、

元記事の筆者目線で書いてみると、

最近、結婚式を控える友人から相談を受けたんです。内容は、『招待した友人から「結婚式には出たいけど、お金が内からご祝儀は2万円でもいい?」と聞かれてどう返答すべきなんだろう』、というものでした。(略)

だいたいこんな感じの内容でした。

 

いかがでしょう?驚きますよね^^;

普通なら驚くと思います...普通なら...

僕は普通ではなかったです。

(理由はこのあとすぐ!)

 

別に「3万円じゃなきゃいけない」

という決まりがあるわけではないので、

「少ないけどいい?」と聞くあたり

とても律儀な方ですよね。

 

 

このケース、実は僕も

自分の結婚式の時に経験済みです。

だからあまり驚きませんでしたw

なので、上に書いた元記事の主の話は

意外とあることなのかな、と思います。

 

「ご祝儀出せない」問題の体験談

本題に入る前に、

自分の結婚式で実際に経験した、

トピ主と同等か、それ以上のケースを

この場で書いちゃおうと思います。

 

うちの場合は、

嫁さんの昔のアルバイト先にいた

後輩カップルの二人(AとB)で、

年齢が少し離れていたこともあり

とても可愛がっていた二人でした。

 

結婚式時点で大学生だったAとB。

開催地は、二人が住んでいる東京から

遠く離れた新潟だったため、

参列するだけでも交通費が発生します。

 

それでも、お世話になったから

ということで、バイト代をはたいて

遠路はるばる参加してくれる

こととなったのです。

 

 

 

がしかし、ここで問題が。

 

 

 

『お金がないから、ご祝儀はなしでもいい?』

 

。。。。(゚д゚)!

とてつもない衝撃を受けました。

 

 

 

結婚式の準備では色々揉め事がある

とは聞いていましたが、

さすがにこれは想定してなかったですw

 

 

 

ご祝儀を頂く事が目的ではないですが

結婚式を催す・参列することは、

お互いに守らなければならない

ルールがあると思うのです。

それを軽く越えられましたw

 

言われた側としては、

なんと応えれば良いものか

とても悩みましたね...

 

「ご祝儀出せない」問題に出した回答

結婚式を開催するのには

それなりのお金がかかるし、

でも「ご祝儀は大丈夫だよ!」

と言えるわけもないし...

 

2人して相当悩みました^^;

 

で、考えて考えて

出した回答がこんな感じ。

遠い所なのに参加表明してくれてありがとう。相談の内容だけど...主催側としては「OK」とは言えない質問かな^^;ただ、「NO」というのも違うと思うし.....

招待している側としての立場で言うことではないけど、今後の2人のためだし、思っていることを素直に言わせてもらうね。

結婚式って、人生の中でも特別なイベントだと思うんだ。だからこそ自分たちにとって、特別な人に参加して貰いたいし、そう思って2人を招待させて貰ったよ。例えば、自分たちの結婚式をイメージしてみて。親しい友人から「ご祝儀出せないけど参加していい?」って聞かれたらどうかな?たくさんの時間を掛けて、色んなスタッフさんたちと準備や打ち合わせを重ねて、やっと開催できる結婚式。たぶん、お互いに気持ちよく会うことが出来ないと思うんだ。

2人はまだ若いし金銭面の事情もよく分かるから無理は言わないよ。でも、もし参加してもらえるのであれば、そこだけは理解してほしいかな。気持ちだけでも全然大丈夫。交通費はこちらで負担するし、そこは気にしないでいいからね。

 

 

平たく言っちゃうと、

「少額でもいいからご祝儀は出すべきだよ」

「その分、お車代(交通費)で返すよ」

みたいな内容です。

 

上でも書きましたが、

ご祝儀は持ってきてね、なんて

言えるわけないないので、

相当遠回しに表現せざるをえませんでした。

 

まぁ、この回答について

賛否両論あると思いますし、

結局お金の出入りは変わらないじゃん、

というご指摘もありそうですが、

ひとまず僕らの中ではこのような

結論を出して、二人に伝えました。

 

その後も揉めることなく

ちゃんと当日を迎えられたので

結果的には良かったのかなと思います。

きっと、それ以降の結婚式では

同じ質問はしていないはずですw

 

 

同じような事で悩んでいる

新郎新婦さんのご参考になればと思い、

本題からそれて長めに書いてみました。

相手との関係値もあるとは思いますが、

大事なイベントだからこそ

素直な気持ちを伝えるべきかなと思います。

 

本題、ご祝儀が3万円からの理由

戻りまして本題。

なぜご祝儀は3万円からという風習が

日本には根付いてしまっているのか。

 

以前なにかの本で読んだのは、

「偶数で割り切れる数字は縁起が悪いから」

という説です。

 

結婚式というおめでたい席なので、

「離婚」を連想させるものは避けよう

ということですね。

お祝いの品に、グラスやお皿など

割れやすい物を避ける発想と同じです。

 

では、1万円でも良いのでは?

確かに、偶数で割り切れませんからね。

5000円と5000円で割り切れるじゃん。

という、リアリスト的発言はなしでw

 

1万円がNGとされる理由は

また別のところにあります。

(上で僕の経験談をお伝えしましたが、

その中でも少し触れた部分です。)

 

ご存知の通り、結婚式を催すには

それなりの費用が発生します。

 

分かりやすい費用だけ見ても

  1. 引き出物代(1万円前後)
  2. 料理、飲み物代(2万円前後)

と、これだけで

慣例とされる3万円水準になります。

 

(一般的な式場を利用する場合)

 

そう考えると、ご祝儀1万円だと

新郎新婦側にとっては、

少々負担が大きい感じがします。

 

また、参列者のご祝儀は

「支払うもの」ではなく

あくまで「贈るもの」ですから、

「祝う気持ち」をもって臨むとすれば、

1万円では...という印象が否めませんね。

 

他にも歴史的な背景もあるようですが、

お伝えした理由が複数重なって、

「ご祝儀は3万円から」というのが

定着しているようですね。

 

従来の概念が崩壊しつつある

ただし...

 

近年、

「ご祝儀の3万円は高くて払えない」

という方も増えてきているようです。

 

運悪く(?)、1ヶ月に

複数回の結婚式に参加したら...

3回で9万円ですからね。(+諸費用。)

そりゃなかなか捻出出来ませんよ('A`)

 

 

ご祝儀代を捻出出来ない背景として、

  • 給料が上がらず、交際費に充てられない
  • 子供の養育費を捻出するため厳しい

などなど、色々な事情が考えられます。

 

 

賃金労働者の4割が非正規雇用者だったり、

シングルマザーの貧困問題だったり、

それこそ自分では想像もつかないような

事情が、世の中には多くあります。

 

そういった事情から

1万円や2万円のご祝儀も

ここ最近ではよくある、と。

 

3万円以下のご祝儀も、少しずつ

市民権を得てきているのかもしれませんね。

 

結局のところ、

自分の状況にあったご祝儀を

贈ることが出来れば、

僕個人としてはオッケーだと思うんです。

 

さきほども言ったとおり、

「ご祝儀=贈り物」です。

「気持ち」が大事ですよ、結局のところ。

 

まとめ

  • ご祝儀について、招待を送った友人から相談される事がある(経験談)
  • 「ご祝儀は3万円」は無理なら1万円や2万円でもよい
  • ご祝儀は気持ちが大事

 

少々長くなってしまいましたね。

それでは今日はこの辺でさようなら。

 

 


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